先月に福島県、ルネサンスいわきでのジュニアスイマーへの食育をかねた栄養講座に行ってきました✨
約40名の小学校〜高校生のスイマー、保護者のみなさまにお集まりいただきました。
そこで出た質問が、よくいただく質問だったのでまとめて行きます。
Contents
子供の身長を伸ばすには?お悩みの数々
親御さんや選手の質問で多いのが、
- 子供の時期が一番身体づくりにおいて重要…わかってはいるけど食事のことがわからない。
- ネットで色々な情報は見るけど本当に合っているのかわからない。
- 補食とかコンビニのものにしてるけど大丈夫?
- オレンジジュースは飲んだほうがいいんですよね?
- 身長を伸ばしたい!
などです。この他にも沢山ありますが…
今日は一番お悩みの!身長を伸ばしたい!についてお答えしていきたいと思います。
ジュニアアスリートに必須な食事
まず、なぜジュニアアスリートは特にこの時期に食事を大切にしなければいけないのでしょうか?
この時期に練習を沢山すると、
成長に必要、つまり身長を伸ばすためのエネルギーは
練習で動くためのエネルギーに使われてしまうのです・・・
せっかくの伸びる身長も伸びなくなってしまいます・・・
ですので!ジュニアアスリートのみなさんは特に一食一食の食事を大切にしていただきたいのです!
どうやって食べるかのポイントは3つ!
ポイント1 五大栄養素を意識する。
ポイント2 自分に必要な量を⾃自覚する。
ポイント3 食べるタイミングに気をつける。
です。今日はポイント2の必要な量についてお伝えしたいと思います。
一日の必要量を計算してみよう!【自分はどのくらい食べればいい?】
先日の栄養講座でもみなさんに実際にどのくらい栄養量が必要か計算していただきました。
あくまで計算で出すものはカロリーベースですので、
食事の内容が肝心でありますのでカロリーはあくまで参考までにしてください。
計算方法はこちらです。下の図を参考に計算してみましょう!
表1【基礎代謝基準値】 × 選⼿体重 × 表2【⾝体活動レベル】 + 表3【エネルギー蓄積量】
=消費エネルギー量量(kcal)
例) Aくん 小6 男子 155cm 46kg 2時間練習 の場合
31× 48 × 1.9 + 20 =2847kcal
つまりAくんは一日に2847kcalの食事を摂る必要があるということです。
参考)書籍小中学生のスポーツ栄養ガイド(女子栄養大学出版)
今回の講座でも、2000〜3000kcal 以上という数字がでる選手がほとんどで、
選手本人も親御さんも
「こんな摂らなきゃいけないの!?」
と、驚きの様子を隠せませんでした。
こちらのカロリーを参考に、五大栄養素、
炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランス良くとることが大事なのです。
これを満たすことできちんと練習に使うエネルギーだけでなく成長へのエネルギーにも回るので
身長が遺伝的身長よりも伸びるようになるという研究データもあるそうです。
どうですか?
足りてそうでしょうか?
まずは今の食事量から見直すことが大事!
ということです!
受講してくださった選手や親御さんのご感想
感想は、
『アスリートだけでなく、成長期の子供たちやスポーツをする子供がいる親にオススメしたい』
『成長期のこどもに必要なものがどういったものか詳しくわかった』
『とても分かりやすく細かく、丁寧に教えてくれた』
『自分が知らないことを色々と知れた』
『分かりやすかったのでぜひみんなにも伝えたい!』
など嬉しいご感想の数々!!!
90分という短い中でしたが、質問を混ぜながらふんだんに盛り込んだつもりです。
そしてみなさんにもやっとしていた疑問を解決していただけたようで良かったです。
帰りには、補食でパンじゃなくてシャケおにぎり買わなきゃ!
と、選手やお母様方の意識も変わってくださった様子に私も嬉しくなりました。
あなたのチームにも食育を!
栄養講座のご依頼、フットワーク軽くしてお待ちしております!
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まとめ
身長を伸ばすには必要な量を栄養バランスを整えて摂取する必要があります。
最後にひと言。
食事を整えてようやくスタートラインに立てる。
何のために食べているのかを常に考えて、
モチベーションを保ち続けていきましょう💪✨
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\食べながらメリハリボディーを作ります/
食べるプロテイン専門管理栄養士 佐藤樹里